2021年08月15日
76年前の8月15日、昭和天皇が「玉音放送」で、日本が降伏することを国民に伝えました。
毎年、この「終戦の日」や、広島・長崎に原爆が投下された日の前後に、戦争や平和に関する報道が集中します。「8月ジャーナリズム」と、皮肉を込めて呼ぶ人もいます。
けれども、それが戦争や平和を見つめ直すきっかけとなるのであれば、8月であっても悪いはずはありません。問題は、代わり映えのしない前例踏襲型の報道を繰り返すのではなく、深く、多様な角度から「考える材料」を提供できるかどうかにかかっているのではないでしょうか。
「論座」には、1万9000本を超える論考が蓄積されています。戦争や平和に関する論考も数多くあります。
その中から、20本をご紹介します。朝日新聞デジタル有料(プレミアムコース・ダブルコース)会員と、論座の全ジャンルパック、もしくは該当するジャンルの会員のみなさまには全文、お読みいただけます。ぜひ、お読みください。
▼8月6日の「原爆の日」に、五輪選手に黙とうを呼びかけることへの私の違和感 乗松聡子(2021年08月03日)
▼原爆の惨禍を世界に伝えたジョン・ハーシーの『ヒロシマ』 三浦俊章(2020年08月09日)
▼三浦瑠麗対談:私が徴兵制が再び必要だと言う理由 三浦瑠麗 阿川尚之(2019年07月13日)
▼Amazonプライム問題で注目 三浦瑠麗さんの「平和のための徴兵制」に異議あり 米山隆一(2020年08月26日)
▼「軍隊らしくなさ」と死を意識する組織 瀧野隆浩(2015年11月11日)
▼学術会議の原点は「ボトムアップ」、第1期にもあった任命拒否 尾関章(2021年05月05日)
▼千円札に気づかされたアジア人の葛藤 市川速水(2019年12月15日)
▼片渕監督講義『この世界の片隅に』暮らしと戦争1 叶精二(2017年08月03日)
▼大本営は信じられていなかった 辻田真佐憲(2019年06月25日)
▼戦時報道とジャーナリズムの論理 上丸洋一(2021年06月23日)
▼終戦の日、熱海の「もうひとつの靖国」を訪ねた 石川智也(2019年08月18日)
▼NHK「ひろしまタイムライン」の問題点 中沢けい(2020年09月02日)
▼ひめゆりの塔を知っていますか? 戦争を知らない世代が歴史を学ぶ切実な意味 山本章子(2021年05月26日)
▼「語れなさ」を考える 瀬尾夏美(2019年07月30日)
▼いま必要な「対立の超克」「連帯」「不戦」 西原春夫(2020年08月22日)
▼戦争を忘れる「平和」、原発事故を忘れる「復興」でよいのか? 松下秀雄(2020年09月07日)
(敬称略)
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