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立憲民主党は本当に負けたのか? 菅直人、辻元清美の闘いにみる勝因と敗因

政権交代へ、「小選挙区の必勝法」を実行せよ

橘 民義 映画制作プロデューサー

菅が放った先制パンチ、夫人の演説は18万回超再生

 一方、今回の菅直人の闘いは少しだけ違った。まず公示前日に開かれた地元青年会議所による公開討論会の席で、候補者である菅直人自身が長島候補に対して、先制パンチを打って出た。「あなたはなぜ20年も一緒にやってきた東京21区の有権者を捨ててこの18区にやって来たのですか」という質問に、長島は、すべて自民党が決めたからだとしか言いようがなく、うろたえながら自身の判断ではないと答えていた。

拡大衆院選公示日の前夜、青年会議所主催の公開討論会で火花を散らした菅直人氏(左)と長島昭久氏=2021年10月18日、東京都小金井市

 街頭では夫人の菅伸子が、「長島さんが選挙に出るときは私たちも必死で応援したんですよ、私も名簿に沿って250箇所くらい一緒に歩いた、それなのにいつの間にか自民党二階派に入ったことも、この東京18区にやってくることも、たった一言の言葉もない。私は新聞で知ったんですよ。裏切り者と言うよりも卑怯者ですよ、臆病者ですよ」とマイクを持って語り、その映像の視聴回数は18万回

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筆者

橘 民義

橘 民義(たちばな・たみよし) 映画制作プロデューサー

1951年生まれ。早稲田大学理工学部卒業。1987年から岡山県議会議員3期(社会民主連合公認)。自ら起業したポールトゥウィン・ピットクルーHD株式会社(東証一部)代表取締役。映画「太陽の蓋」製作プロデューサー、「がんばれ立憲民主党の会」共同代表。著書に『民主党10年史』

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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