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「失われた30年」を反転させる2022年に アベノミクスの「負の部分」を修正

与野党が共にその解決策を考え、政府はそれを参考により良い政策を

落合貴之 立憲民主党衆院議員

 国内外に課題が山積する今、政治はそうした課題にどう向き合い、解決すればいいか――。現役の国会議員が、それぞれ関心のある分野について、課題とその解決策について論じるシリーズ「国会議員、課題解決に挑む~立憲民主党編」。今回は落合貴之衆院議員の3回目の論考です。
 泉健太新代表のもと、政務調査会副会長なった落合さんは、2022年を「失われた30年」を反転させる年にするといいます。この30年に積み重なったアベノミクスの「負の部分」とは何なのか。まずは現在の課題について説明します。コメント欄にぜひ、ご意見をお寄せください。(論座編集部)

拡大衆院予算委員会で、質問する立憲民主党の落合貴之氏=2021年12月14日

「負の部分」が積み重なったアベノミクス

 昨年11月末、立憲民主党の新代表に47歳の泉健太さんが就任しました。代表代行に逢坂誠二さん、幹事長には西村智奈美さん、政務調査会長は小川淳也さん。2022年は代表選挙に出たこの4人が党の力を最大限引き出し、より世に貢献する政党を、多くの有権者と共に創っていくことが重要です。

 新体制人事で私は小川政調会長を支える政調副会長を拝命しました。政務調査会は党の政策をつかさどり、政府の出す法案や各省庁の問題は各部会で対応します。さらに党は、「憲法」「税制」「経済・産業」「社会保障」「環境エネルギー」「外交・安保・主権」「教育」の7分野で、中長期的なビジョンの検討と夏の参議院選挙の公約づくりのための調査会も立ち上げましたが、私は経済政策を担う「経済・産業調査会」の事務局長も兼務することとなりました。政権を担うに足るまっとうな経済政策を、大島敦調査会長と共に模索していきたいと考えています。

 2012年暮れ、経済政策アベノミクスを掲げる安倍晋三政権が発足しました。菅義偉政権も基本的にこの路線を引き継ぎました。同じ政策が9年間も続けば、「負の部分」も積み重なってきます。

 昨秋に発足した岸田文雄政権は「新しい資本主義」の旗を掲げ、アベノミクスの修正を図っているように見えます。「新しい資本主義」に対しては期待と懐疑的な意見がない交ぜになっていますが、私個人は長く続いたアベノミクスの負の部分の修正に、まずは期待をかけたいと考えています。そのうえで、不十分なところ、間違っているところは、国会でしっかり指摘をしていきたいと思います。

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筆者

落合貴之

落合貴之(おちあい・たかゆき) 立憲民主党衆院議員

1979年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。三井住友銀行行員、衆議院議員江田憲司秘書などを経て、2014年衆院議員初当選、現在3期目。衆議院経済産業委員会野党筆頭理事、党政調副会長など歴任。著書に『民政立国論 一人ひとりが目指し、挑み、切り拓く新世界』(白順社)。東京6区。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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