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世界最北の国グリーンランドで広がるイヌイット・ルネサンス(下)

言語、タトゥー、観光から見るグリーンランド流「インディへニズム」

ERIKO モデル・定住旅行家

自分と先祖のアイデンティティを表現するタトゥー

 「イヌイット・ルネッサンス」の二つ目の例はタトゥーである。ここでタトゥーを扱うことに、好意的なグリーンランド人はほとんどいないかもしれない。ただ、著者は最大の敬意を持って彼らの文化を紹介したい。

 その昔、イヌイットの人たちは、顔や手、太ももなどにタトゥーを入れる習慣を持っていた。それらは、初経を迎えた印(しるし)、赤ん坊を迎えるための装飾、先祖のスピリットとの絆を示す象徴など、多様な役割を果たしていた。

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筆者

ERIKO

ERIKO(エリコ) モデル・定住旅行家

鳥取県出身。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。高校卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドで語学習得のための長期滞在をきっかけに、様々な土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱く。スペイン語留学で訪れたアルゼンチンでの生活をきっかけに、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、中南米・カリブ25ヶ国を旅した。モデルと並行し、「定住旅行家」として、世界の様々地域で、現地の人びとの生活に入り、その暮らしや生き方を伝えている。NEPOEHT所属(モデル)。著書「暮らす旅びと」(かまくら春秋社)、「たのしくてう~んとためになるせかいのトイレ」(日本能率協会)

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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