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「論」の総数、2万に!~次のステージへ 「論座シンカ計画」始めます

みなさまのお知恵、お貸しください

松下秀雄 「論座」編集長

「情報の海」にのまれないように

 役割を果たしながら、読まれるサイトになるために、考えなければならないことはやまほどあります。

 たとえば、せっかくの論がウェブの情報の海にのみこまれ、埋もれてしまわないようにする方法を、もっと考えなければなりません。

 冒頭、論座で公開している論が2万になったとお伝えしました。ただ、2万の論があるといっても、読者が必要とする論にたどりつけなければ、宝の持ち腐れになります。時を経ても色あせない論を埋もれさせるのは、もったいない限りです。

 とりあえずは、いま改めてお読みいただきたい論を、SNSや論座のサイトを通じて、ご紹介していきます。さらに、埋没防止の方法を探っていきたいと思います。

ののしりあいではなく、議論の場をつくる

 ウェブの特徴は双方向のやりとりができることです。その特徴を生かし、建設的な議論の場をどうつくるかも、悩ましい課題です。

 論座はコメント欄を設けています。ですがそこには、目を覆いたくなるような差別や誹謗中傷の類いが書き込まれたり、読者同士のののしりあいになったりすることがしばしばあります。

 いったいどうすればいいのか。すでに何人かの筆者にご寄稿いただき、公開の議論を始めています。それらを通じて、「ののしりあい」ではなく「議論」の場をつくるための方策を探り、実行に移していきたいと思っています。

拡大ネット上の誹謗中傷や、コメント欄のあり方などについて論じた寄稿やインタビュー

新しい「論座」づくりに、ご参加いただけないか

 「論座のシンカの方法」なんて、編集部内で議論すべきことなのかもしれません。ただ、新聞製作に慣れ親しんできた私のような者が、ない知恵を絞ろうとしても、なかなか前に進めません。そこで、こうして悩みを打ち明けながら、多様な筆者にご寄稿いただいたり、読者のみなさまのご意見を募ったりしていこうと思い至りました。

 新しい論座づくりに、みなさまにご参加いただく。そんなイメージです。

 「ご意見をください」というだけでは心に響かない。期限を設け、いついつまでに論座を改革すると宣言せよ……。編集部内には、そんな声もあります。

 正直にいえば、そんな宣言ができるほどの自信は、私にはありません。簡単に解決策がみつかるくらいなら、こんなに悩むこともありませんから。

 ただ、いつまでもグジグジしているわけにもいきません。この半年くらいの間に集中的にとりくみ、具体策を定めたいと考えています。

 ぜひ、ご協力ください。とりあえずは本稿をふくめ、関連する論考やインタビューのコメント欄や、 info-ronza@asahi.com にいただければ幸いです。いずれ、このテーマでイベントを開くなど、ご意見をいただく場をつくることも考えていきたいと思います。

 みなさまのご協力、伏してお願い申し上げます。

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筆者

松下秀雄

松下秀雄(まつした・ひでお) 「論座」編集長

1964年、大阪生まれ。89年、朝日新聞社に入社。政治部で首相官邸、与党、野党、外務省、財務省などを担当し、デスクや論説委員、編集委員を経て、2020年4月から言論サイト「論座」副編集長、10月から編集長。女性や若者、様々なマイノリティーの政治参加や、憲法、憲法改正国民投票などに関心をもち、取材・執筆している。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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