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コロナ禍が政治・社会に与えた影響~「耳を傾け過ぎる政治」にどう対峙するか

不公正と説明不足の事態をどう超克するか。コロナの経験を理性的に活かす道はあるか

西田 亮介 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授

不均衡が否めない「給付」のあり方

 ここで気になるのは、「給付」の不均衡である。

 国民全体を対象にした給付や、子育て世帯に対する給付措置をめぐっては、世論にバラマキ批判が根強く、野党からも批判が多いこともあって、「対象を選択する」「現金給付で実施するのか、クーポン券で行うのか」など、様々な批判が政界の内外で続き、規模も小さい。これに対し、事業者向けの給付は驚くほど手厚く、不正受給や詐欺すら横行するなか、批判の声はそれほどではない。

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筆者

西田 亮介

西田 亮介(にしだ・りょうすけ) 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授

1983年生まれ。慶応義塾大学卒。同大学院政策・メディア研究科後期博士課程単位取得退学。博士(政策・メディア)。専門は情報社会論と公共政策。著書に『ネット選挙』(東洋経済新報社)、『メディアと自民党』(角川新書)、『マーケティング化する民主主義』(イースト新書)など。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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