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安倍元首相の国葬決定の舞台裏~岸田内閣の「拙速」を示す二つの内部文書

国葬の定義は百科事典…立憲民主党の論客が追及する「国民不在のプロセス」

藤田直央 朝日新聞編集委員(日本政治、外交、安全保障)

吉田元首相の国葬を先例にすべきか:文書B

 内閣法制局と内閣府が小西氏に示したもう一つの文書(文書B)には、閣議決定でできるという国の儀式に国葬が含まれるという内閣の立場がもう少しく説明されている。1999年に成立した内閣府設置法の解釈についての資料で、内閣が国会に法案を出す前に内閣法制局で審査されたものだ。

 文書Bから、内閣法設置法案の段階で内閣府が事務を担うとされた国の儀式に関する説明を以下に引用する。

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筆者

藤田直央

藤田直央(ふじた・なおたか) 朝日新聞編集委員(日本政治、外交、安全保障)

1972年生まれ。京都大学法学部卒。朝日新聞で主に政治部に所属。米ハーバード大学客員研究員、那覇総局員、外交・防衛担当キャップなどを経て2019年から現職。著書に北朝鮮問題での『エスカレーション』(岩波書店)、日独で取材した『ナショナリズムを陶冶する』(朝日新聞出版)

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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