メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

韓国人はなぜ統一教会に関心がないのか──在韓日本人信者は「圏外」にいた

伊東順子 フリーライター・翻訳業

韓国人専門家の話

 「1970~80年代に統一教問題がクローズアップされた時期がありましたが、最近は深刻な事件を起こすことはないし、若い人の中には知らない人もいるんじゃないでしょうか」

 と言うのは、民衆神学で有名な崔亨黙(チェ・ヒョンムク)牧師だ。

 先日、「草の根塾」という日韓市民の交流サークルで、「韓国キリスト教と統一教と新天地教会」というオンライン講座が開かれたので参加してみた。崔牧師は韓国における民衆神学研究の第一人者で、日本でも『権力を志向する韓国のキリスト教──内部からの対案』(金忠一訳、新教出版社)という著書が翻訳出版されている。

 崔牧師は「統一教の専門家ではないから」と前置きをしたうえで、韓国のプロテスタント内部の保守勢力と政治との癒着関係、また新興宗教の勢力が一般教会に浸透していく方法

・・・ログインして読む
(残り:約2203文字/本文:約4369文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

伊東順子

伊東順子(いとう・じゅんこ) フリーライター・翻訳業

愛知県豊橋市生まれ。1990年に渡韓。著書に『韓国カルチャー──隣人の素顔と現在』(集英社新書)、『韓国 現地からの報告──セウォル号事件から文在寅政権まで』(ちくま新書)など、訳書に『搾取都市、ソウル──韓国最底辺住宅街の人びと』(イ・ヘミ著、筑摩書房)。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

伊東順子の記事

もっと見る