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生物多様性を『資源』だけで語るな

山極寿一

山極寿一 京都大学総長、ゴリラ研究者

「国際生物多様性年」だった今年も終わろうとしている。10月には名古屋で第10回生物多様性条約締約国会議が開かれ、生物多様性の保全と持続可能な利用のための新たな戦略計画が策定された。これは盛んに新聞などのマスコミで取り上げられたので繰り返すことはしない。しかし、生物多様性とは何か、その危機とは何か、ということが本当に人々に理解されるようになったのだろうか。 ・・・ログインして読む
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筆者

山極寿一

山極寿一(やまぎわ・じゅいち) 京都大学総長、ゴリラ研究者

京都大学総長。アフリカの各地でゴリラの野外研究に従事し、その行動や生態から人類に特有な社会特徴の由来を探り、霊長類学者の目で社会事件などについても発言してきた。著書に『家族進化論』(東京大学出版会)、『暴力はどこからきたか』(NHKブック ス)、『ゴリラは語る』(講談社)、『野生のゴリラに再会する』(くもん出版)など。

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