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クニマスから「国内外来魚」問題を考える

米山正寛

米山正寛 朝日新聞社員、ナチュラリスト

 絶滅したと考えられていた日本固有魚のクニマスが見つかったという昨年末の報道は、多くの人に明るいニュースと受け止められたのだろう。約70年ぶりの生存確認とあっては、なおさらのことだ。だが、発見場所がかつての生息地だった秋田県・田沢湖ではなく、富士五湖のひとつ山梨県・西湖と聞いて、複雑な思いを抱いた人もいたのではないか。西湖にすむクニマスは、まぎれもなく「国内外来魚」と呼ばれる存在だからだ。
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筆者

米山正寛

米山正寛(よねやま・まさひろ) 朝日新聞社員、ナチュラリスト

朝日新聞社で、長く科学記者として取材と執筆に当たってきたほか、「科学朝日」や「サイアス」の編集部員、公益財団法人森林文化協会事務局長補佐兼「グリーン・パワー」編集長などを務めた。2021年4月からイベント戦略事務局員に。ナチュラリストを名乗れるように、自然史科学や農林水産技術などへ引き続き関心を寄せていく。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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