尾関章
2011年02月26日
その街並みの美しさから「英国外で最も英国らしい」ともいわれてきたニュージーランド第二の都市クライストチャーチが無残な姿に一変した。2月22日の昼すぎ、町のほぼ直下、わずか5kmの深さで起こったマグニチュード(M)6.3の活断層型地震は多くの建物を壊し、市街のそこここにがれきの山をつくった。
犠牲者は100人を超え、行方不明者は数百人。安否のわからない人のなかには語学を学びに来ていた学生ら日本人も多く含まれる。去年9月に近くで起こったM7.0の地震の余震ともいわれるが、「浅い直下」が災いしてか、被害規模は本震より格段に大きい。
有料会員の方はログインページに進み、朝日新聞デジタルのIDとパスワードでログインしてください
一部の記事は有料会員以外の方もログインせずに全文を閲覧できます。
ご利用方法はアーカイブトップでご確認ください
朝日新聞デジタルの言論サイトRe:Ron(リロン)もご覧ください