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調査捕鯨の「調査」は科学か――検証を怠るアカデミズム

米本昌平

米本昌平 東京大学教養学部客員教授(科学史・科学論)

反捕鯨組織「シー・シェパード」の妨害をうけ、これを理由に水産庁は、今期の南極海での調査捕鯨の中止を決めた。この問題で、国内の議論のほとんどはシー・シェパードの行為に焦点を合わせている。あいも変らず、水産庁が描く捕鯨問題のかたちがそのまま日本が向き合う課題だと、日本中が思っている節がある ・・・ログインして読む
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筆者

米本昌平

米本昌平(よねもと・しょうへい) 東京大学教養学部客員教授(科学史・科学論)

東京大学教養学部客員教授。1946年、愛知県生まれ。京都大学理学部卒業後、三菱化成生命科学研究所室長、科学技術文明研究所長などを経て現職。専門は科学史・科学論。臓器移植からDNA技術、気候変動まで幅広く発言。著書に『地球環境問題とは何か』(岩波新書)、『バイオポリテイクス』(中公新書)など。

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