小林傳司(こばやし・ただし) 小林傳司(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授)
【退任】大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授。専門は科学哲学、科学技術社会論。市民参加型テクノロジーアセスメントである「コンセンサス会議」を日本に紹介して実施した。2001年、科学技術社会論学会の設立に参加した。09年、地球温暖化をめぐる世界市民会議World Wide Viewsの日本代表を務める。※2012年3月末退任
※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです
小林傳司
今回、福島第一原発で起こった事故は、1979年の米国スリーマイル島事故よりも深刻だと言われている。現在も事態は進行中であり、事故の終息や原因の解明は相当先になるであろう。しかし、確実に言えることは、未曽有の規模の地震と想定を超えた津波が引き起こした事態ではあるが、電源を喪失した原発がいかに危険なものであるかを証明してしまったということである。
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