メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

RSS

大震災で思い知ったスマートグリッドの必要性

鎌田富久

鎌田富久 鎌田富久(株式会社ACCESS創業者)

 東日本大震災の影響で、電力会社が広範囲に渡って計画停電を行う事態になっている。いざ停電になってみると、我々の生活は、あまりにも電力に依存していることに気づく。

 人々の節電の努力によって大きな電力不足にはなっていないものの、ユーザーにすればどの程度節電すれば十分なのか分からず、一人一人が手探りでやっている状態だ。

 各家庭では10A(アンペア)とか、20Aといった最大利用電流量を決めて電力会社と契約している。電力の基本料金は、このアンペアが大きいほど高くなる。最大利用量を超えると家庭内にある分電盤のブレーカーが落ちる。電子レンジや掃除機のスイッチを入れたとたんにブレーカーが落ちたという経験のある人も多いのではないだろうか。

 そもそも普段我々は、 ・・・ログインして読む
(残り:約1707文字/本文:約2032文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

鎌田富久

鎌田富久(かまだ・とみひさ) 鎌田富久(株式会社ACCESS創業者)

【退任】株式会社ACCESS創業者(元代表取締役社長兼CEO)。東京大学理学部在学中の1984年にアクセス(現・ACCESS)の設立に参画。

世界初の携帯電話向けブラウザ開発を牽引し、年間1億台を超える機器にソフトウェアを提供する企業に育て上げた。ネットワークは、21世紀の情報格差を解消し、豊かな地球生活を実現するキーになると説く。理学博士。※2012年3月末退任

鎌田富久の記事

もっと見る