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寺田寅彦はかく語りき――今にいきる至言

須藤靖

須藤靖 東京大学教授(宇宙物理学)

今回の東日本大震災ほど「天災は忘れた頃にやって来る」という有名な言葉を思い知らされたことはない。誰でも知っている言葉であるにもかかわらず、その教えを真剣に検討することなく過ごしてきた我々自身を反省するとともに、今後の社会にそれをいかに根付かせるかが問われている。
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筆者

須藤靖

須藤靖(すとう・やすし) 東京大学教授(宇宙物理学)

東京大学大学院理学系研究科物理学専攻教授。1958年高知県安芸市生まれ。第22期・第23期日本学術会議会員。主な研究分野は観測的宇宙論と太陽系外惑星。著書に、『人生一般二相対論』(東京大学出版会)、『一般相対論入門』(日本評論社)、『この空のかなた』(亜紀書房)、『情けは宇宙のためならず』(毎日新聞社)、『不自然な宇宙』(講談社ブルーバックス)などがある。

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