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電力にロングテール・ソリューションpart2

北野宏明

北野宏明 ソニーコンピュータサイエンス研究所代表取締役社長

エネルギーのロングテール・ソリューションはどのようにすれば実現できるのだろうか?

 第一に、全面的に自然エネルギーを導入し、消費者発電を進めることである。まず、太陽光発電、風力発電、太陽熱発電、バイオマスなど、一連の再生可能エネルギーの小規模や微小規模の発電システムの大量導入を図る。従来であれば、太陽光発電や風力発電などのいわゆる自然エネルギーは(1)単位面積あたりで発電できる量が限られるため、大規模な発電所を建築するには膨大な敷地が必要となり日本では実用的ではない(2)また発電量も天候に左右される(2)コストが高く、高値での電力買い上げや設置時の補助金などがなくては採算がとれないなどの理由で、本格的な普及は困難であった。 ・・・ログインして読む
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筆者

北野宏明

北野宏明(きたの・ひろあき) ソニーコンピュータサイエンス研究所代表取締役社長

ソニーコンピュータサイエンス研究所代表取締役社長兼所長。1984年国際基督教大学教養学部理学科卒業後、日本電気に入社。88年米カーネギー・メロン大学客員研究員。91年、京都大学で博士号(工学)を取得。1993年ソニーコンピュータサイエンス研究所入社、犬型ロボットAIBOなどの開発にかかわった。2008年に現職。NPO法人システム・バイオロジー研究機構会長を兼務。Computers and Thought Award (1993)、ネイチャーメンター賞中堅キャリア賞(2009)などを受賞している。

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