メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

チェルノブイリ、まだ終わりではない

長瀧重信 長崎大学名誉教授(放射線の健康影響)

1986年4月26日のチェルノブイリ原発事故発生から25年が経過した。原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)は、今年2月28日にチェルノブイリ原発事故をめぐる報告書をウェブ上に発表した。報告書の結論によると、放射線に起因するとみられる健康影響は次のようなものだった。
・・・ログインして読む
(残り:約2108文字/本文:約2250文字)