須藤靖(すとう・やすし) 東京大学教授(宇宙物理学)
東京大学大学院理学系研究科物理学専攻教授。1958年高知県安芸市生まれ。主な研究分野は観測的宇宙論と太陽系外惑星。著書に、『人生一般二相対論』(東京大学出版会)、『一般相対論入門』(日本評論社)、『この空のかなた』(亜紀書房)、『情けは宇宙のためならず』(毎日新聞社)、『不自然な宇宙』(講談社ブルーバックス)、『宇宙は数式でできている』(朝日新聞出版)などがある。
※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです
須藤靖
今回の福島原発の問題に関連して、科学の有用性に対する信頼が大きく揺らいでいる感は否めない。科学者の一人という立場から、生徒たちに何を伝えるべきなのか。いろいろと悩んだ挙句、結局それらとは全く無関係な『いまこそ夜空を眺めよう』というタイトルで、直接目には見えないもののこの宇宙を満たしている暗黒成分の可能性と、徐々に見えつつある太陽系外惑星の素顔について話すことにした。
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