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巨大システムの安全性-自然はだませない

山崎直子

山崎直子 宇宙飛行士

復興に向けて生活を再構築していくに当たって考えるべきことは多方面にわたりますが、今回、宇宙開発に携わっている者として、25年前のスペースシャトル・チャレンジャー号の事故を振り返ってみたいと思います。その分析は、人がつくるシステムの安全性を考える上で、今でも通用する点が多いように思うからです。
拡大1965年にノーベル物理学賞を朝永振一郎氏とともに受けたリチャード・ファインマン氏(ノーベル財団のウェブサイトから)

 チャレンジャー号は1986年1月28日、打上げ後73秒で爆発し、搭乗員全員が死亡しました。事故のあと直ぐに、その原因を究明し、再発を防止するための、大統領直属の委員会が作られました。委員会は ・・・ログインして読む
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筆者

山崎直子

山崎直子(やまざき・なおこ) 宇宙飛行士

宇宙飛行士、立命館大学客員教授、女子美術大学客員教授。東大工学部航空学科修士課程修了、1996年に宇宙開発事業団(現・宇宙航空研究開発機構)に入り、2001年に宇宙飛行士に認定。10年にスペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗、国際宇宙ステーション組み立てに参加した。2011年8月に宇宙航空研究開発機構を退職。著書に「夢をつなぐ」(角川書店)など。

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