武村政春
2011年05月14日
そんな中、生肉に潜んでいた腸管出血性大腸菌と呼ばれる細菌が、幼い子ども2人を含む尊い命を奪ったというニュースは、同じ年頃の子どもを持つ者として胸が潰れるものであった。ウイルスよりもさらに身近な存在である細菌が、私たちヒトに対し、ある者は友好的であるにもかかわらず、ある者は極めて「敵対的」にはたらくという御し難い「隣人」であることを、私たちに思い知らされることともなった。
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