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2、3号機の爆発をなぜ防げなかったのだろう

高橋真理子

高橋真理子 朝日新聞 科学コーディネーター

日本政府が国際原子力機関(IAEA)に提出した福島第一原発事故の報告書を読んで、以前から抱いていた疑問「なぜ2、3号機の爆発を防げなかったのか」が、ますます大きく膨らんだ。1号機で手痛い目にあった後に、なぜ2、3号機でも注水が中断する「冷却の空白時間」を作ってしまったのか? 今回の報告では、原子炉で何が起きたかの分析はなされているが、運転員がどんな判断をし、どう動いたかについてはほとんど言及されていない。その解明は、畑村洋太郎さんを委員長とする事故調査・検証委員会に委ねられた。

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筆者

高橋真理子

高橋真理子(たかはし・まりこ) 朝日新聞 科学コーディネーター

朝日新聞 科学コーディネーター。1979年朝日新聞入社、「科学朝日」編集部員や論説委員(科学技術、医療担当)、科学部次長、科学エディター(部長)などを務める。著書に『重力波 発見!』『最新 子宮頸がん予防――ワクチンと検診の正しい受け方』、共著書に『村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか?』『独創技術たちの苦闘』『生かされなかった教訓-巨大地震が原発を襲った』など、訳書に『ノーベル賞を獲った男』(共訳)、『量子力学の基本原理 なぜ常識と相容れないのか』。

 

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