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 震災から3カ月が過ぎた。被災者や関係者の方々のたゆまぬ努力が続けられ復旧が一歩一歩進んでいるが、東北地方の復興ひいてはその先の発展を視野に入れて、以下のような政策を検討すべきではないだろうか。

 それは「若者震災復興支援隊」と呼ぶべきもので、「若者版・震災対応ベーシックインカム」とも言い換えられるものである(なおベーシックインカムとは「基礎所得保障」を意味する)。

 現在、震災地でのボランティアなどを希望している(あるいは現に活動している)若者層は多く存在するが、ボランティアとしての活動にはさまざまな面で限界がある。また、震災支援を名目に結果的に「若者が搾取される」ことがあってはいけないと私は考える。

 そこで提案するのが「若者震災復興支援隊」構想である。 ・・・ログインして読む
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筆者

広井良典

広井良典(ひろい・よしのり) 京都大学こころの未来研究センター教授(公共政策・科学哲学)

1961年生まれ。84年東京大学教養学部卒業(科学史・科学哲学専攻)。厚生省勤務、千葉大学法政経学部教授を経て現職。この間、マサチューセッツ工科大学客員研究員。社会保障、医療、環境などをめぐる政策研究からケア、死生観などについての哲学的考察まで幅広く発信。『コミュニティを問いなおす』(ちくま新書)で第9回大佛次郎論壇賞を受賞した。

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