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まだ福島第一原発は危険なのか?

湯之上隆

湯之上隆 コンサルタント(技術経営)、元半導体技術者

6月のはじめ、元京都大学原子炉実験所の先生(以下、A先生と記載する)にお会いした。どうしても、聞きたいことが二つあったからだ。一つ目は、3・11の直後、福島第一原発は危機一髪だったのか? つまり、まかり間違えば、水蒸気爆発が起きて格納容器が吹っ飛んでいたのではないか? 二つ目は、今もそのような危険性があるのか?ということである。

 A先生は、「原子力安全研究グループ」の一員である。「原子力安全研究グループ」というと、

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筆者

湯之上隆

湯之上隆(ゆのがみ・たかし) コンサルタント(技術経営)、元半導体技術者

1987年京大修士卒、工学博士。日立などで半導体技術者を16年経験した後、同志社大学で半導体産業の社会科学研究に取り組む。現在は微細加工研究所の所長としてコンサルタント、講演、各種雑誌への寄稿を続ける。著書に『日本半導体敗戦』(光文社)、『電機・半導体大崩壊の教訓』(日本文芸社)、『日本型モノづくりの敗北-零戦・半導体・テレビ-』(文書新書)。趣味はSCUBA Diving(インストラクター)とヨガ。 【2016年8月WEBRONZA退任】

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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