寺岡伸章
2011年08月02日
中国は、技術系教育を受けた人材が共産党幹部や政府高官の多数を占めるテクノクラート大国であるはずなのに、なぜこのような事態を招いてしまったのだろうか。トウ(登におおざと)小平の「科学技術は第一の生産力である」という言葉がむなしく響く。技術の本質を忘れ、安全を軽視し、儲けに走っているようにも思える。
この事故が政治体制問題に発展するのを懸念するのは、私だけではあるまい。
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