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泊原発、無条件の営業運転開始を容認すべきではない

吉田文和

吉田文和 愛知学院大学経済学部教授(環境経済学)

北海道に立地する北海道電力泊原子力発電所は、1号機と2号機が稼働から20年以上たち、3号機は2年以上になる。この間1993年には北海道西南沖地震が起き、泊発電所もその影響を受けた。また、近くの日本海沖には、活断層群の存在も指摘されている。北海道電力は事業当事者として、これらの事態と指摘事項に対して、真摯に情報開示と解析を行い、北海道民を納得、安心させる責務がある。第3者機関による調査・検証が是非、必要である。
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