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JAXA退職と今後について思うこと

山崎直子

山崎直子 宇宙飛行士

私事ですが、8月末をもちまして、宇宙航空研究開発機構(JAXA)を退職致しましたので、ご報告申し上げます。
拡大JAXA退職の記者会見をする山崎直子さん=8月31日午前、松尾一郎撮影

 大学院卒業後にエンジニアとしてJAXAで働き出してから15年間、そして宇宙飛行士として訓練を開始してから12年間、多大なるご支援とご指導を頂きましたことを改めて感謝申し上げます。特に、昨年4月のスペースシャトル・ディスカバリー号による国際宇宙ステーション組み立ての際には、皆様の御蔭で、国際プロジェクトを完遂することが出来ました。先輩から引き継いできた有人宇宙飛行のバトンを次に繋ぐことが出来たことを嬉しく思います。また、昨年10月に日本に帰国し、各地での報告などを通じて、成果を還元するように尽力してきましたが、それらの一連の活動も含めてミッションを完遂し、こうして一区切りがついた今だからこそ、次への道に向かっていこうと考えました。

 退職後は、まずは、小学生の長女、および、秋に産まれてくる新しい命を大事に育てていきたいと思います。これからの未来を担う子供たちが健やかに成長していけるよう、親としてきちんと向き合っていきたいと思います。また、今年に入ってからJAXAを休職し、東京大学工学系研究科航空宇宙工学専攻の中須賀真一教授の研究室で研究活動も行ってきましたが、引き続き、自己研鑽をしていく所存です。

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筆者

山崎直子

山崎直子(やまざき・なおこ) 宇宙飛行士

宇宙飛行士、立命館大学客員教授、女子美術大学客員教授。東大工学部航空学科修士課程修了、1996年に宇宙開発事業団(現・宇宙航空研究開発機構)に入り、2001年に宇宙飛行士に認定。10年にスペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗、国際宇宙ステーション組み立てに参加した。2011年8月に宇宙航空研究開発機構を退職。著書に「夢をつなぐ」(角川書店)など。

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