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【医学・生理学賞】ノーベル賞、3人目のイス

内村直之 科学ジャーナリスト、北海道大学客員教授

2011年のノーベル医学生理学賞は、1996年のジンカーナーゲル、ドハーティ両氏以来15年ぶりに免疫分野から3人の研究者が受賞した。受賞者の一人で樹状細胞研究の創始者であった米ロックフェラー大学のラルフ・スタインマン教授が、すい臓がんとの長い戦いの末、発表の4日前にこの世を去っていたことがその後明らかになったが、受賞の地位は守られるとカロリンスカ研究所ノーベル賞委員会の決定がなされ、「3人目の椅子」はそのままとなるようだ。「3人目の椅子」を巡るエピソードを紹介したい。
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筆者

内村直之

内村直之(うちむら・なおゆき) 科学ジャーナリスト、北海道大学客員教授

科学ジャーナリスト、北海道大学客員教授。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程満期退学。1981年、朝日新聞入社。福井、浦和支局を経て、科学部、西部本社社会部、科学朝日、朝日パソコン、メディカル朝日などで科学記者、編集者として勤務し、2012年4月からフリーランス。興味は、基礎科学全般、特に進化生物学、人類進化、分子生物学、素粒子物理、物性物理、数学などの最先端と科学研究発展の歴史に興味を持つ。著書に『われら以外の人類』(朝日選書)など。【2015年10月WEBRONZA退任】

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