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IT社会を築いたもう1人の巨人デニス・リッチーを悼む

伊藤智義 千葉大学大学院工学研究院教授

パソコンからスパコンまで、すべての階層のコンピューターで使うことができるオペレーティング・システム(OS:基本ソフト)UNIXの開発に携わり、IT社会を形成する基盤技術となっているC言語を開発してコンピューター史上に偉大な足跡を残したデニス・リッチーが、10月、70年の人生を静かに閉じた。C言語の意義を紹介することで、追悼したい。
拡大デニス・リッチー氏。今年春、ケン・トンプソン氏とともに日本国際賞を受賞したばかりだった=写真は、日本国際賞を出す国際科学技術財団のサイトより

 コンピューターは何でできているだろうか?

 演算をするプロセッサに、

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筆者

伊藤智義

伊藤智義(いとう・ともよし) 千葉大学大学院工学研究院教授

1962年生。東京大学教養学部基礎科学科第一卒、同大学院博士課程中退。大学院生時代に天文学専用スーパーコンピューター「GRAPE」の開発にかかわり、完成の原動力となる。現在は「究極の3次元テレビ」をめざし研究中。著書に、集英社ヤングジャンプ「栄光なき天才たち」(原作)、秋田書店少年チャンピオン「永遠の一手」(原作)、集英社新書「スーパーコンピューターを20万円で創る」など

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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