2011年10月27日
今回の大洪水は、タイ国内の低地で田んぼなどが担ってきた遊水池機能が開発によって失われたことの影響も大きいといわれている。この限りでは、工業化に向かう途上国の様相を反映した人災ともいえる。だが、北部や北東部では7月から度重なる豪雨があり、秋口までの降水量は過去50年で最も多かった、と報じられている。気象そのものにも異変があったといえよう。
「温暖化?」の問いが減ったのは、洪水だけではない。嵐だってそうだ。
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