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「人工知能」研究の創始者ジョン・マッカーシーを追悼する

伊藤智義 千葉大学大学院工学研究院教授

機械は知能を持てるだろうか?専門家でなくても興味をひかれる話題である。
拡大ジョン・マッカーシー米国スタンフォード大学名誉教授(スタンフォード大学=Stanford University News Service archives=提供)

 人工知能(AI= Artificial Intelligence)という言葉を最初に提唱し、AI研究を先導して、1971年にコンピューター科学最高の栄誉であるチューリング賞を受けたジョン・マッカーシーが10月24日、他界した。84歳だった。スティーブ・ジョブズ(5日)、デニス・リッチー(12日)に続く、コンピューター史に残る巨人の逝去であり、2011年10月はIT(情報技術)社会にとって特別な月となった。 

 機械が知能を持てるかどうかは、昔から議論されていて、今なお結論の出ていない、人類にとって、大きなテーマの一つである。議論が

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筆者

伊藤智義

伊藤智義(いとう・ともよし) 千葉大学大学院工学研究院教授

1962年生。東京大学教養学部基礎科学科第一卒、同大学院博士課程中退。大学院生時代に天文学専用スーパーコンピューター「GRAPE」の開発にかかわり、完成の原動力となる。現在は「究極の3次元テレビ」をめざし研究中。著書に、集英社ヤングジャンプ「栄光なき天才たち」(原作)、秋田書店少年チャンピオン「永遠の一手」(原作)、集英社新書「スーパーコンピューターを20万円で創る」など

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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