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続・精密測定への執念で消える「キログラム原器」

内村直之 科学ジャーナリスト

時間や長さ、質量を測定する基礎となる「単位」の設定は、すべての科学において欠かせない基礎である。その基準を一桁でも確実にしようという研究者の執念が、120年以上も使われてきた「キログラム原器」を廃止する動きにつながったことを前回は紹介した。正確さを求める研究は、昨日や今日現れたわけではない。19世紀からずっと続いている精密測定研究の歴史をノーベル物理学賞で見てみよう。
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筆者

内村直之

内村直之(うちむら・なおゆき) 科学ジャーナリスト

科学ジャーナリスト。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程満期退学。1981年、朝日新聞入社。福井、浦和支局を経て、科学部、西部本社社会部、科学朝日、朝日パソコン、メディカル朝日などで科学記者、編集者として勤務し、2012年4月からフリーランス。興味は、基礎科学全般、特に進化生物学、人類進化、分子生物学、素粒子物理、物性物理、数学などの最先端と科学研究発展の歴史に興味を持つ。著書に『われら以外の人類』(朝日選書)など。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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