2011年11月08日
単純化すれば「(超光速という解釈が)本当だとすれば、物理学の基礎を根底から変える大発見である」というのが、マスコミの報道の要約であるし、まさにそれは事実として間違いない。しかし「本当だとすれば」という留保に対して想定されている確率がいくらなのかは、一般の方がイメージするのは困難であろう。その値をいくらと考えるかによっては、過剰な反応を生むことにもなりかねない。そこで、あくまで私の個人的な印象であると明確にお断りした上で、具体的な数値を使ってその雰囲気を述べてみたい。
日本物理学会の会員は約2万人である。
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