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日本のスパコンがゴードンベル賞を独占した意味

伊藤智義 千葉大学大学院工学研究院教授

「TOP500」ランキングとは別に、高速計算のオリンピックのような存在として、ゴードンベル賞というものがある。その年の最高性能を示した数値シミュレーションに贈られるもので、今年は京を用いた研究成果が「最高性能賞」を受賞した。「特別賞」という部門では、「TOP500」で5位にランキングされた東工大の「TSUBAME」による数値シミュレーションが受賞した。日本のスパコンが賞を独占して、近年にない快挙になっている。

 世界一のスパコンが世界最高の数値計算を行うことは当然のようにも思えるが、実際はそうなっていない。現在のスパコンは ・・・ログインして読む
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筆者

伊藤智義

伊藤智義(いとう・ともよし) 千葉大学大学院工学研究院教授

1962年生。東京大学教養学部基礎科学科第一卒、同大学院博士課程中退。大学院生時代に天文学専用スーパーコンピューター「GRAPE」の開発にかかわり、完成の原動力となる。現在は「究極の3次元テレビ」をめざし研究中。著書に、集英社ヤングジャンプ「栄光なき天才たち」(原作)、秋田書店少年チャンピオン「永遠の一手」(原作)、集英社新書「スーパーコンピューターを20万円で創る」など

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