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日本が変わるため、政治家も経営者も60歳で引退を

湯之上隆 コンサルタント(技術経営)、元半導体技術者

日本中の電機メーカーが一斉に同一市場に参入し、激しい開発競争を繰り広げ、供給過剰となって価格が暴落し、ところがそもそも高品質病に冒されているからコストを下げられずに呆気なく大赤字を計上、その結果、社員の大リストラを行い、弱った企業同士が合弁する、と言うルートはいつもお馴染みだ。そして、合弁会社の内部では摩擦と混乱が渦巻き、より事態は悪化していく。

 初期のエルピーダも、2回合弁したルネサスも、そうだった。そして今、産業革新機構から2000億円の投資を得て、東芝、日立、ソニーが中小液晶パネルの新会社を立ち上げるが、また同じ負のスパイラルに陥っていくとしか思えない。

 なぜこのように同じ失敗を繰り返すのか。 ・・・ログインして読む
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筆者

湯之上隆

湯之上隆(ゆのがみ・たかし) コンサルタント(技術経営)、元半導体技術者

1987年京大修士卒、工学博士。日立などで半導体技術者を16年経験した後、同志社大学で半導体産業の社会科学研究に取り組む。現在は微細加工研究所の所長としてコンサルタント、講演、各種雑誌への寄稿を続ける。著書に『日本半導体敗戦』(光文社)、『電機・半導体大崩壊の教訓』(日本文芸社)、『日本型モノづくりの敗北-零戦・半導体・テレビ-』(文書新書)。趣味はSCUBA Diving(インストラクター)とヨガ。 【2016年8月WEBRONZA退任】

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