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放射能汚染で再認識したきのこの力

米山正寛 ナチュラリスト

 福島県東部では9月に野生きのこの出荷が停止された。摂取制限が課せられた地域もある。チチタケ、ハツタケ、マツタケといった種類のきのこから、食品としての規制値(1キログラムあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたためだ。それぞれ2万8000ベクレル、1万9900ベクレル、3300ベクレルといった値が公表された。出荷停止になった福島県内のコメが玄米1キログラムあたり630ベクレル、1270ベクレルなどの値で大きな騒ぎになっているだけに、改めてきのこの数値を確認すると驚いてしまう。
拡大マツタケも放射性セシウムを蓄積しやすい

 一般に、きのこは常時大量に摂取する食品ではないので、規制値を超える汚染を受けたきのこを食べたとしても、

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筆者

米山正寛

米山正寛(よねやま・まさひろ) ナチュラリスト

自然史科学や農林水産技術などへ関心を寄せるナチュラリスト(修行中)。朝日新聞社で科学記者として取材と執筆に当たったほか、「科学朝日」や「サイアス」の編集部員、公益財団法人森林文化協会「グリーン・パワー」編集長などを務めて2022年春に退社。東北地方に生活の拠点を構えながら、自然との語らいを続けていく。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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