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放射能汚染で再認識したきのこの力

米山正寛 朝日新聞記者(科学医療部)

 福島県東部では9月に野生きのこの出荷が停止された。摂取制限が課せられた地域もある。チチタケ、ハツタケ、マツタケといった種類のきのこから、食品としての規制値(1キログラムあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたためだ。それぞれ2万8000ベクレル、1万9900ベクレル、3300ベクレルといった値が公表された。出荷停止になった福島県内のコメが玄米1キログラムあたり630ベクレル、1270ベクレルなどの値で大きな騒ぎになっているだけに、改めてきのこの数値を確認すると驚いてしまう。
拡大マツタケも放射性セシウムを蓄積しやすい

 一般に、きのこは常時大量に摂取する食品ではないので、規制値を超える汚染を受けたきのこを食べたとしても、 ・・・ログインして読む
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筆者

米山正寛

米山正寛(よねやま・まさひろ) 朝日新聞記者(科学医療部)

朝日新聞科学医療部記者。「科学朝日」や「サイアス」の編集部員、公益財団法人森林文化協会事務局長補佐兼「グリーン・パワー」編集長などを務め、2018年4月から再び朝日新聞の科学記者に。ナチュラリストを夢見ながら、とくに自然史科学と農林水産技術に関心を寄せて取材活動を続けている。

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