2012年10月02日
ガイガーカウンターは放射線の数を数えるだけの器械だ。WBCは、ガンマ線の数をエネルギー別に測る。エネルギーがわかると、セシウムから出たものか、カリウムから出たものか区別がつく。そこから体内の放射性セシウムの量を計算ではじき出すのがWBCだ。ただし、その計算をするソフトウエアは妥当か、検出器が正しくエネルギーを測っているか(ずれていないか)、周囲の放射線をきちんとシャットアウト(遮蔽)しているか、つまり体の内部からきた放射線だけを測っているか、など専門家が確認すべき事項は多い。一言で言えば、内部被曝は簡単には測れないのである。とくに周囲の放射線量が高くなっている地域では難しい。
NHKの報道によると、
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