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ベビーカーは邪魔ものか―大切なのは臨機応変な行動

山崎直子 宇宙飛行士

間もなく一歳になる次女と出かける際にベビーカーを利用している身としては、電車内でのベビーカー利用に関する議論を肩身狭く複雑な思いで見守っていました。

 日ごろ、朝夕の通勤混雑時には子連れでの乗車を控えています。車内だけでなく、ホームも混雑していて迷惑がかかりますし、子どもが押しつぶされる危険もあるからです。一方、車内が混んでいない場合には、荷物と子どもを抱えてベビーカーをたたむことは非常に大変であり、揺れる車内ではかえって危ないこともあるので、ベビーカーをそのままで使用することを認めて頂ければ助かります。もちろん、混んできたらたたむ、通路を塞がないように気をつける等の、ベビーカーを使用する側の配慮も大前提ですが。

 ある程度のガイドラインを決めて共有することは必要だろうと思います。しかし、その場での判断が求められる場合も出てくるでしょう。子どもが怪我をしている場合等、杓子定規には決められません。そういう場合は、例えば車掌さんに相談しつつ、周りの乗客にも説明しつつ、その場で臨機応変に行動することも必要になると思います。

 例えば、スペースシャトルの打ち上げの場合、搭乗する宇宙飛行士の家族や親族を、 ・・・ログインして読む
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筆者

山崎直子

山崎直子(やまざき・なおこ) 宇宙飛行士

宇宙飛行士、立命館大学客員教授、女子美術大学客員教授。東大工学部航空学科修士課程修了、1996年に宇宙開発事業団(現・宇宙航空研究開発機構)に入り、2001年に宇宙飛行士に認定。10年にスペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗、国際宇宙ステーション組み立てに参加した。2011年8月に宇宙航空研究開発機構を退職。著書に「夢をつなぐ」(角川書店)など。

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