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新しい「理系」を〈上〉竹内薫さん、田中隆治さん

尾関章 科学ジャーナリスト

 ストックホルムでノーベル医学生理学賞を受けた山中伸弥京都大学教授が受賞につながる研究に乗りだし、それを育んだのは、奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)だった。そのNAISTが朝日新聞社と共催して10月、東京都内で「グローバル社会における人材」と題するフォーラムを開いた(WEBRONZAなど協力)。パネル討論「未来型サイエンスの開拓者を育てる」では、「山中さん」の成功物語を例に引いて新しい「理系」人材とはどんな人々か、という話題で盛り上がった。

 討論後、コーディネーターを務めた私はパネリストのみなさんに「言い足りなかったこと、もっと論じたかったことを、ぜひWEBRONZAに」とお願いした。

 いただいた「追加」のメッセージを、きょうとあした紹介する。

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