2013年05月27日
私は米国に5年、スウェーデンに22年以上住んでおり、今でも研究に関する仕事は、予算申請を含め全て英語でしている。それでも、いまだに英語は苦手だ。
論文を投稿すると、その審査の過程で、必ず英語のまずさが指摘される。人との議論や発表の際は、発音の訛りがひどいうえに文法的に間違いだらけだ。間違いだらけなのは、メールで連絡を取る場合もそうだ。ヒアリングやリーディングだって、欧米人の速度には全然追いつかないから、学会などで、テキストだけで埋め尽くされたスライドが出て来たらお手上げだ。それほどだから、提案されている新システムの英語試験には落第する自信すらある。何しろ、米国で学位をとった時に、試しにTOEFLを受けたら、アメリカ人向けの英語(国語)の授業をBでパスしたあとにもかかわらず、留学そのものに要求される点数に届かなかったのだ。
だからといって
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