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これはすごい。「わかりやすい国会事故調」イラスト動画

高橋真理子 ジャーナリスト、元朝日新聞科学コーディネーター

 昨年7月に国会に提出された福島原発事故の「国会事故報告書」の内容をわかりやすく、短時間で紹介するイラスト動画がネットで公開された。学生有志が中心となって製作した、手作り感あふれるビデオだ。分厚い報告書の内容が、動画を見るだけで頭に入る。これはすごい。

 「国会事故調ってなに?」の2分11秒だけでも、まず見てほしい。元日本学術会議会長の黒川清さんが委員長を務めた国会事故調査委員会は、政府事故調、東電事故調とどこが違うのか。シンプルなイラストが描かれる様子を順に追った動画に、とつとつとしたナレーションが流れ、感心して見ている間に本質的な解説が終わっている。

 「事故は防げなかったの?」は2分52秒、「原発の中でなにが起こっていたの?」が2分27秒、「事故の後の対応をどうしたらよかったの?」が3分15秒、「被害を小さくとどめられなかったの?」が3分02秒、「原発をめぐる社会の仕組みの課題ってなに?」が2分49秒。6本すべて見終わっても、16分36秒。B5版592ページの大部の報告書の本質部分が、これでわかってしまうのである。

 製作したのは、

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筆者

高橋真理子

高橋真理子(たかはし・まりこ) ジャーナリスト、元朝日新聞科学コーディネーター

1979年朝日新聞入社、「科学朝日」編集部員や論説委員(科学技術、医療担当)、科学部次長、科学エディター(部長)、編集委員を経て科学コーディネーターに。2021年9月に退社。著書に『重力波 発見!』『最新 子宮頸がん予防――ワクチンと検診の正しい受け方』、共著書に『村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか?』『独創技術たちの苦闘』『生かされなかった教訓-巨大地震が原発を襲った』など、訳書に『ノーベル賞を獲った男』(共訳)、『量子力学の基本原理 なぜ常識と相容れないのか』。

 

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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