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赤とんぼを減らした田んぼの「箱剤」

米山正寛 朝日新聞DO科学編集長

 赤い体に丸い目玉と透明な羽。秋に群れ飛ぶ赤とんぼは、トンボの仲間のうちアカネ属約20種類を指す言葉とされる。その中の代表格はまぎれもなくアキアカネだろう。旅の途中、急坂を登る蒸気機関車の煙の向こうに、アキアカネの大群を見た幼い頃の記憶は、今もまぶたの裏へ鮮明によみがえってくる。
拡大アキアカネ
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筆者

米山正寛

米山正寛(よねやま・まさひろ) 朝日新聞DO科学編集長

朝日新聞科学医療部記者兼DO科学編集長。朝日新聞の科学記者を経て公益財団法人森林文化協会へ出向し、事務局長補佐兼「グリーン・パワー」編集長を務めた。2018年4月から現職。ナチュラリストを夢見ながら、とくに自然史科学と農林水産技術に関心を寄せて取材活動を続けている。

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