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赤とんぼを減らした田んぼの「箱剤」

米山正寛 朝日新聞社員、ナチュラリスト

 赤い体に丸い目玉と透明な羽。秋に群れ飛ぶ赤とんぼは、トンボの仲間のうちアカネ属約20種類を指す言葉とされる。その中の代表格はまぎれもなくアキアカネだろう。旅の途中、急坂を登る蒸気機関車の煙の向こうに、アキアカネの大群を見た幼い頃の記憶は、今もまぶたの裏へ鮮明によみがえってくる。
拡大アキアカネ
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筆者

米山正寛

米山正寛(よねやま・まさひろ) 朝日新聞社員、ナチュラリスト

朝日新聞社で、長く科学記者として取材と執筆に当たってきたほか、「科学朝日」や「サイアス」の編集部員、公益財団法人森林文化協会事務局長補佐兼「グリーン・パワー」編集長などを務めた。2021年4月からイベント戦略事務局員に。ナチュラリストを名乗れるように、自然史科学や農林水産技術などへ引き続き関心を寄せていく。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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