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 米国経済誌ウオール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に新年早々、「ストレスが最も高い職業と最も低い職業ランキング」という面白い記事が掲載された。

 米求人情報サイトのキャリアキャスト社が、米国の200種類の職業を対象に、肉体的なつらさ、締め切りの有無、競争の激しさ、出張の頻度など、11のストレス要因を点数化して評価した。合計点数が高ければ高いほど、ストレスが大きいことを意味する。

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 まず、ストレスが高い職業のランキングトップ10を見てみよう(図1)。1位 軍の下士官、2位 軍の将官、3位 消防士、4位 パイロットと、肉体的なつらさが大きい職業が上位を占めている。栄えある(?)ランキングトップになった軍の下士官は、将官と兵の間で板挟みになる精神的ストレスが予想されるほか平均年俸も2万8840ドルと低く、かなりつらい職業であると言わざるを得ない。

 5位から8位には、 イベントコーデイネーター、広報部門の幹部、新聞記者など、締め切りが厳しい上に競争も激しい職業が並んでいる。

 私は新聞記者ではないが、このWEB RONZAを含めて現在6本の連載記事を持っており、1カ月に8回の締め切りがある。私のストレスも相当高い状態にあるかもしれない。そして、私の原稿をもとにWEB RONZA(だけでなく紙の朝日新聞も)を編集・発行している新聞社の方々は、私以上にストレスフルだろう(お疲れ様ですね)。

 意外なのは

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筆者

湯之上隆

湯之上隆(ゆのがみ・たかし) コンサルタント(技術経営)、元半導体技術者

1987年京大修士卒、工学博士。日立などで半導体技術者を16年経験した後、同志社大学で半導体産業の社会科学研究に取り組む。現在は微細加工研究所の所長としてコンサルタント、講演、各種雑誌への寄稿を続ける。著書に『日本半導体敗戦』(光文社)、『電機・半導体大崩壊の教訓』(日本文芸社)、『日本型モノづくりの敗北-零戦・半導体・テレビ-』(文書新書)。趣味はSCUBA Diving(インストラクター)とヨガ。 【2016年8月WEBRONZA退任】

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