2014年02月20日
ガラパゴスゾウガメやガラパゴスペンギン、ウミイグアナとリクイグアナなど、固有の生き物がたくさん生息するガラパゴス諸島。南米沖の太平洋に浮かぶ19の主な島と小さな島や岩礁からなる同諸島は、火山活動に由来し、過去に一度も大陸とつながったことのない海洋島だ。この島々へたまたまたどり着いた生物が、島ごとに異なる環境の中で長い時間を経て、独特の特徴を備えるようになっていった「進化の実験場」として名高い。
1831年12月に英国から帆船ビーグル号で世界を巡る航海に出たダーウィンは、この島々へ1835年9月にやって来た。5週間のほどの滞在中にさまざまな生き物を観察し、翌年にイギリスへ持ち帰ったたくさんの標本の中には、ダーウィンフィンチ類の標本も多数含まれていた。
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