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オオタカの希少種解除の前に、里山保全策を

米山正寛 ナチュラリスト

オオタカの親子拡大オオタカの親子
 里山を代表する猛禽類のオオタカは、種の保存法による国内希少野生動植物種(希少種)に指定されている。その指定解除を環境省が検討し始めたのは、昨年5月のことだった。それから1年半を経て、解除を進めようとする環境省と、これに反対する自然保護団体などの攻防は大詰めを迎えている。環境省は種の保存法の運用上の理由を強く打ち出しているが、オオタカを里山の自然を守る要と位置付けてきた人々を納得させることはできていない。そこには身近な自然を守る法体系が不十分な、日本の自然保護の現状が浮き上がっているようだ。
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筆者

米山正寛

米山正寛(よねやま・まさひろ) ナチュラリスト

自然史科学や農林水産技術などへ関心を寄せるナチュラリスト(修行中)。朝日新聞社で科学記者として取材と執筆に当たったほか、「科学朝日」や「サイアス」の編集部員、公益財団法人森林文化協会「グリーン・パワー」編集長などを務めて2022年春に退社。東北地方に生活の拠点を構えながら、自然との語らいを続けていく。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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