井の頭公園の「掻い掘り」から1年。大都市圏の生態系を取り戻す試みの成果を報告
2015年04月03日
掻い掘りで水が抜かれた井の頭池。右側に枝分かれした部分(弁天池)は、掻い掘りが実施されず、水が残っている=2014年1月30日(朝日新聞ヘリから)かいぼりの実施設計にあたった株式会社セルコの飯島幸子さんは、水草の変化について説明した。井の頭池はかつて、さまざまな水草が自生していたが、水質の悪化に伴って植物プランクトンが増加し、水中に入る光が遮られて消えてしまった。だが、掻い掘りにより池から窒素分が抜けて植物プランクトンの増殖が抑えられた結果、水の透明度が回復した。
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