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あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」論争再燃

現代アートは文脈を取り戻せるか? 出品作家らの対話企画と作品から考える

粥川準二 県立広島大学准教授(社会学)

拡大小泉明郎の作品。天皇制の支持者たちに、小泉の父が罵倒されているように見える=ART BASE 百島提供

 〈夢の儀礼(帝国は今日も歌う)〉では、小泉の父を演じていると思われる男性が警察官に囲まれて歩く様子が3つのスクリーンで映される。天皇制に反対する人たちのデモと、それを罵倒する人たちも映されるのだが、彼らの罵倒は、男性に向かっているようにも見える。男性は絶望に満ちた声で「明郎」と息子の名前を叫ぶ…。

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筆者

粥川準二

粥川準二(かゆかわ・じゅんじ) 県立広島大学准教授(社会学)

1969年生まれ、愛知県出身。フリーランスのサイエンスライターや大学非常勤講師を経て、2019年4月より現職。著書『バイオ化する社会』『ゲノム編集と細胞政治の誕生』(ともに青土社)など。共訳書『逆襲するテクノロジー』(エドワード・テナー著、山口剛ほか訳、早川書房)など。監修書『曝された生 チェルノブイリ後の生物学的市民』(アドリアナ・ペトリーナ著、森本麻衣子ほか訳、人文書院)。

 

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