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気候危機を救う「3.5%」は誰なのか? 上

気候マーチから1年後、変わったことと変わらなかったこと

宮﨑紗矢香 株式会社大川印刷勤務、Fridays For Future Tokyo元オーガナイザー

Yesでいいのか? サイレントマジョリティー

 2019年9月20日。生まれて初めてのデモにして、運営側の一員としても、潔く身を投じる覚悟をもって「グローバル気候マーチ」に臨んだ。胸を高ぶらせながら自宅を出発し、開催地の渋谷に向かう電車の中で、士気を高めるべくiPhoneのプレーリストから選んだ曲は、日本のアイドルグループ、欅坂46の『サイレントマジョリティー』だった。

プラカードを掲げる宮崎紗矢香さん=2019年9月20日、東京都渋谷区、恵原弘太郎撮影拡大プラカードを掲げる宮崎紗矢香さん=2019年9月20日、東京都渋谷区、恵原弘太郎撮影

君は君らしく生きて行く自由があるんだ

大人たちに支配されるな(中略)

Yesでいいのか?

サイレントマジョリティー

 就活の苦い思い出を振り返りながら、今にも私の反骨心は爆発寸前のところにまで達していた。ようやく、この行き場のないフラストレーションを一つのまっとうな形にかえることができるのだと。

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筆者

宮﨑紗矢香

宮﨑紗矢香(みやざき・さやか) 株式会社大川印刷勤務、Fridays For Future Tokyo元オーガナイザー

1997年生まれ。立教大学社会学部を今年3月卒業。大学1年次に「子ども食堂」に出会い、持続可能な開発目標(SDGs)を知り、大学3年の春休みにSDGs国際ランキング1位のスウェーデン視察ツアーに参加。その後、就職活動で日本のSDGsウォッシュにさいなまれていたとき、グレタ・トゥーンベリさんを知り、Fridays For Future Tokyoの一員になる。共著書に、『グレタさんの訴えと水害列島日本』(学習の友社、2020年)。現在は、株式会社大川印刷に勤務。

※プロフィールは、論座に執筆した当時のものです