メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

対馬の美しい谷がプラスチックで埋められていく

海洋漂着ごみを拾えば拾うほど、がれきと混ぜて島内に捨てられるという矛盾

関根健次 ユナイテッドピープル株式会社 代表取締役社長、一般社団法人 国際平和映像祭 代表理事

 その後、より漂着ごみが多いいとされる西海岸に向かった。元寇が最初に上陸したという小茂田浜神社前の海岸は、清掃後できれいだったが、案内しながら対馬CAPPAの上野さんがこう吐露した。

 「子どもの頃、海岸でプラスチックごみなど見ることはなかったんです」

グンター・パウリ博士の出した解決策

左から、二木あいさん、グンター・パウリさん、舎利倉政司さん拡大左から、二木あいさん、グンター・パウリさん、舎利倉政司さん
 筆者は大量の海洋漂着ごみを前にショック状態だったが、グンター・パウリ博士はせきを切ったように次々と対馬にとって最適な解決策を口にした。博士は約3千人の科学者のネットワークを有し、彼らとプラスチックごみ問題の解決策の研究を行ってきた。

 提案の一つは、集めた漂着プラスチックごみを分別することなく

・・・ログインして読む
(残り:約2128文字/本文:約3511文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

関根健次

関根健次(せきね・けんじ) ユナイテッドピープル株式会社 代表取締役社長、一般社団法人 国際平和映像祭 代表理事

1976年生まれ。ベロイト大学卒。2002年にユナイテッドピープルを創業し、 09年から映画事業を開始。11年からは国際平和映像祭(UFPFF)も 開催している。2016年から1年、平和国家コスタリカに暮らした。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

関根健次の記事

もっと見る