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ファイザー製ワクチン「7回分採取」を考える

「無策」の政府に代わって民間が出した「苦肉の策」の問題点

川口浩 東京脳神経センター整形外科・脊椎外科部長

 しかしながら、細い注射針で溶液を吸うには相当な吸引力が必要である。時間をかけてゆっくり吸引しても、かなりの陰圧がかかる。また、単位時間あたりに同じ量を吸引・注射する場合、内径が細くなれば流速は2乗比例で速くなる。すなわち、インスリン用注射器でもFNシリンジでも標準注射器の2~4倍以上の流速になる。流速が上がると渦が起きやすくなって、層流が乱流となる。

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 コミナティのLNPは非常に不安定で、「揺れ」だけで品質が落ちる可能性が指摘されており、厚生労働省は輸送にバイクや自転車を使うことも禁止している。それを極細注射針で吸引すると、大きな陰圧・流速・乱流によって容易に破裂される可能性が高い。壊れたLNPから漏れたmRNAは生体内のRNA分解酵素(RNase)ですぐに分解されるため、抗原となるはずのウイルス蛋白は合成されず、結果的に抗体が出来ずに免疫が得られないのだ。

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筆者

川口浩

川口浩(かわぐち・ひろし) 東京脳神経センター整形外科・脊椎外科部長

1985年、東京大学医学部卒。医学博士。米コネチカット大学内分泌科博士研究員、東京大学医学部整形外科教室助手・講師・准教授、JCHO東京新宿メディカルセンター脊椎脊髄センター長などを経て、2018年より現職。日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医。国際関節病学会理事、日本軟骨代謝学会理事。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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