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混ぜて生まれる意外な新種で未来を拓く

植物の受精の謎を解いて、異種間交雑を起こす道筋が見えてきた

東山哲也 名古屋大学教授、東京大学教授(植物分子細胞学)

 植物の受精は、花粉がめしべの先につくことで始まる。このとき花粉は花粉管という管をめしべの中に伸ばして卵細胞にたどり着く。どうしてそんなことが可能なのか? 1869年にめしべの中には花粉管をおびき寄せる物質があるのではないかという仮説が発表されたが、それが本当なのかは謎だった。140年たって、私たちはこの答えを見つけることに成功した。

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筆者

東山哲也

東山哲也(ひがしやま・てつや) 名古屋大学教授、東京大学教授(植物分子細胞学)

1999年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員、東京大学助手を経て、2007年から名古屋大学教授、2019年から東京大学教授を兼務。2013年から名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所の副拠点長も務める。国際植物生殖研究連盟前会長。木原記念財団学術賞、朝日賞など受賞。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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